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【9月9日 AFP】イタリア北部ベネチア(Venice)で開催中の第66回ベネチア国際映画祭(Venice International Film Festival)で8日、コンペ外作品として出品されている米俳優ジョージ・クルーニー(George Clooney)出演のブラックコメディー『The Men Who Stare at Goats』が上映された。
■新恋人と一緒に
クルーニーは、上映前のレッドカーペットに新恋人のイタリア人女優エリザベッタ・カナリス(Elisabetta Canalis)と連れ立って登場。公の場で初めてツーショットを披露した。
今年知り合ったという2人は、クルーニーは黒のタキシード、カナリスは胸元が大きく開いたコバルトグリーンのドレスという姿で手をつないで現れた。
■本当にあった!?超能力部隊
グラント・ヘスロヴ(Grant Heslov)監督がメガホンを取った本作には、ユアン・マクレガー(Ewan McGregor)、ケヴィン・スペイシー(Kevin Spacey)らも出演。マクレガー演じる特ダネ好きのジャーナリスト、ボブ・ウィルトン(Bob Wilton)がクルーニー演じるリン・カサディ(Lyn Cassady)に出会い、イラクで米軍の極秘超能力部隊を創設したビル・ジャンゴ(Bill Django)の捜索に乗り出すというストーリー。超能力部隊の元隊員というリンは、2001年の米同時多発テロ後に力が復活したと主張。ボブとリンは、スペイシー演じる別の元隊員が運営する捕虜収容所へたどり着く。ビル・ジャンゴはジェフ・ブリッジス(Jeff Bridges)が演じている。
ニュー・エージ(New Age)の概念と超常的な能力(例えば、見つめるだけでヤギを殺す力など)を用いて1970年代に始まった米軍の実験について書いたジョン・ロンスン(Jon Ronson)氏の著書(邦題『実録・アメリカ超能力部隊』)が原作となっている。
「おもしろいけど、最もばかげているのは、実話の部分。そこが一番笑ったよ」。クルーニーは、会見でこう語った。
「イラク戦争の映画じゃない。ベトナム戦争終結頃に始まって今でも続いているクレイジーなアイデアを扱ったコメディーなんだ」
■とんだハプニング
ベネチア映画祭の常連となっているクルーニーだが、今年の会見ではちょっとしたハプニングもあった。男性記者の1人が突然、クルーニーに愛の告白をしたかと思うとシャツを脱ぎ始めたのだ。
クルーニー機転を利かせて切り返した。
「ホームランを狙ったのに失敗すると、いつも気恥ずかしいんだよな」。クルーニーはネクタイだけ残して上半身裸になったこの男性に同情。
「でもそのネクタイは似合ってるよ」と言ったクルーニーだが、男性は警備員にマイクを没収されてしまった。
クルーニーはさらに続けた。「君はそこにいて。救急車が来てるから」(c)AFP
ジョージ・クルーニーがベネチアに登場、最新主演作を紹介 [映画情報]
【9月9日 AFP】イタリア北部ベネチア(Venice)で開催中の第66回ベネチア国際映画祭(Venice International Film Festival)で8日、コンペ外作品として出品されている米俳優ジョージ・クルーニー(George Clooney)出演のブラックコメディー『The Men Who Stare at Goats』が上映された。
■新恋人と一緒に
クルーニーは、上映前のレッドカーペットに新恋人のイタリア人女優エリザベッタ・カナリス(Elisabetta Canalis)と連れ立って登場。公の場で初めてツーショットを披露した。
今年知り合ったという2人は、クルーニーは黒のタキシード、カナリスは胸元が大きく開いたコバルトグリーンのドレスという姿で手をつないで現れた。
■本当にあった!?超能力部隊
グラント・ヘスロヴ(Grant Heslov)監督がメガホンを取った本作には、ユアン・マクレガー(Ewan McGregor)、ケヴィン・スペイシー(Kevin Spacey)らも出演。マクレガー演じる特ダネ好きのジャーナリスト、ボブ・ウィルトン(Bob Wilton)がクルーニー演じるリン・カサディ(Lyn Cassady)に出会い、イラクで米軍の極秘超能力部隊を創設したビル・ジャンゴ(Bill Django)の捜索に乗り出すというストーリー。超能力部隊の元隊員というリンは、2001年の米同時多発テロ後に力が復活したと主張。ボブとリンは、スペイシー演じる別の元隊員が運営する捕虜収容所へたどり着く。ビル・ジャンゴはジェフ・ブリッジス(Jeff Bridges)が演じている。
ニュー・エージ(New Age)の概念と超常的な能力(例えば、見つめるだけでヤギを殺す力など)を用いて1970年代に始まった米軍の実験について書いたジョン・ロンスン(Jon Ronson)氏の著書(邦題『実録・アメリカ超能力部隊』)が原作となっている。
「おもしろいけど、最もばかげているのは、実話の部分。そこが一番笑ったよ」。クルーニーは、会見でこう語った。
「イラク戦争の映画じゃない。ベトナム戦争終結頃に始まって今でも続いているクレイジーなアイデアを扱ったコメディーなんだ」
■とんだハプニング
ベネチア映画祭の常連となっているクルーニーだが、今年の会見ではちょっとしたハプニングもあった。男性記者の1人が突然、クルーニーに愛の告白をしたかと思うとシャツを脱ぎ始めたのだ。
クルーニー機転を利かせて切り返した。
「ホームランを狙ったのに失敗すると、いつも気恥ずかしいんだよな」。クルーニーはネクタイだけ残して上半身裸になったこの男性に同情。
「でもそのネクタイは似合ってるよ」と言ったクルーニーだが、男性は警備員にマイクを没収されてしまった。
クルーニーはさらに続けた。「君はそこにいて。救急車が来てるから」(c)AFP
タグ:ジョージ・クルーニー
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